昨日、大学のお友達、えみちゃんのご家族を撮影させてもらいました。
えみちゃんは学校の写真学科時代の友達です。いつも娘さんのすごくかわいくて魅力的な写真を沢山撮っていて、周りの人にも評判がいいようです。
そんなご家族に喜んでもらえる写真てなんだろう?と前日レンズを選びながら考えていました。ちょっと緊張して考えた結果、プロ用のレンズの力を活かすことや変わったレンズを選ぶことじゃなく、いつも以上に楽しんで一生懸命撮ることじゃないかと思いました。
本当にちーちゃんに優しいパパとママと過ごすからかちーちゃんも3歳にもならないのに、3人で遊んでるところをずっと撮ってる私を気にかけて
「いっしょにシャボン玉しよう」
と2本しかないストローを渡してくれました。
とはいえ、ずっと写真をとられると疲れちゃうのは子供もおなじようで、私が見えなくなると、
「あのカメラマン、どこいった?」
と、お疲れ気味に聞いているのがとても面白かったです。
そんな疲れたあとに、もう一息頑張って撮らせてくれたのがこの顔です。
この前にもっとがんばってかわいいおすましカットも撮らせてくれたんですが、最後に疲れてしまったお子さんの扱いがいまいち分からない私が
「せーの!あああああああああああ!」
という謎のかけ声をかけて、ちーちゃんが全力で叫んでいる方のカットをプリント用に選んでくれたのが3人らしくて嬉しいなと思いました。
それにしても、公園で遊ばせるだけでもパパ、ママって本当に大変なんだなあと体感しました。いつものお仕事より幸せな気持ちで家に帰って、はーちーちゃんかわいかったなーなんて思いながらゾンビのように椅子で眠ってしまいました。かーちゃんとうちゃん感心します。
三人の写真の隣に、四人目が入った家族写真がもうすぐ並ぶと思うと、他人なのにはーっと勝手に幸せな気持ちになりました。