久々にあう学生時代の友人、写真を気に入ってご連絡くださる方。撮影に呼んでいただけるのはどんな方でも同じようにうれしく、帰りには親戚気分になって、少し寂しくなってしまう私ですが、中でもほんの少しだけ、特別うれしい撮影があります。それは、以前に撮影させていただいたご家族の撮影です。
今年は初めて七五三のお祝いに呼んでいただきました。
呼んでくれたのは、出張写真館スタート時にモデルとして協力してくれたご家族でした。
一歳の誕生日、まだおしゃべりもたくさんはできず、つかまり歩きでレンズに突進していたななちゃん。この日は朝からエグザイルを踊ってくれたり、鏡に向かってキメ顔をしたり。すっかり女の子に成長していました。
日頃から仲良くしていただいてるご家族なので、お子さんの成長も自然に拝見していましたが、写真になってみると、こんなに成長したんだなー。ななちゃんの成長を撮らせてもらえたんだなーと、本当にしみじみうれしく思いました。
当日はお支度からおじゃまして、おじいちゃまおばあちゃま全員集まり本当ににぎやかな一日でした。あいにくの雨と、盛りだくさんのスケジュールでお支度と集合写真がメインになってしまいましたが、ちょうど撮影できた時間は秋の緑にななちゃんの着物が映える気持ちのいい天気になりました。
七五三祝いの素敵なお土産もたくさんいただき、自宅に帰って一つ一つ拝見していると、本当に自分の姪が七五三を迎えたようなめでたい気持ちになりました。
自分たちでも撮れる家族写真の撮影を依頼していただくのはどのご家庭にも安易なことではないと思います。
毎年は難しくても、またいつか、何かの記念にこの家族の歴史に携われたいいなと、撮影の帰り道にいつも願っています。